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潜水専門外来

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診療内容

潜水により私たちの体はさまざまな変化を起こします。水中の環境や圧力の変化に適応できないときには症状が出てきたり、時に治療が必要な疾患となります。

潜水中や潜水後になんらかの症状が出たときに、それを放っておいても大丈夫かどうかの判断に迷うことがあると思います。そのようなダイバーのために潜水医学専門の観点から診療を行う外来を開くこととしました。(第2・第4土曜日の15時〜17時)

例えば潜水後の息切れがあった場合には、減圧症の可能性もありますが、意外に多いのが肺に水が貯まる肺水腫です。人は水に浸かることにより体中の水の分布が変わり、血液が手足から胸に移動しますが、水温や水中での運動量あるいは年齢や高血圧など、条件により息切れやひどい場合には血が混じったような痰がでることがあります。減圧症との見極めは、詳細な問診と診察が必要となります。当クリニックで使用している問診票(減圧障害・潜函病に対しての問診票)をダウンロードし、あらかじめ記入して来院されることをお勧めします。

圧力を再び加えて酸素で治療する減圧症は、基本的にはできるだけ早期に治療する必要があります。それは、後遺症を残さないためと再発しやすくなることを防ぐためです。更に、繰り返し減圧症を起こされている方は、骨壊死になっているリスクが高く、進行すると歩行が困難となります。通常のX線検査で早期に診断することは難しいためMRIによる精査が必要となります。亀田京橋クリニックではMRIを備えており精査が可能です。

亀田京橋クリニックにおいて再圧治療が必要と判断された場合には、千葉鴨川の亀田総合病院の大型チャンバー(第2種装置)にて再圧治療となります。亀田総合病院では、発症から1週間以内の減圧症症例は、救急対応として常時受入をしており、1週間を過ぎた場合、原則的には月・水曜日の亀田総合病院外来予約により診察させていただくことなります。

 
亀田総合病院 高気圧酸素治療装置

その他、減圧症の既往がある方で潜水ができるかどうかや後遺症についての相談、現在他院で再圧治療されている方で主治医からの診療情報提供書をもとに第三者の専門的意見を差し上げること(セカンドオピニオン)等を行っております。

なお、健康診断についてですが、高気圧業務健康診断及びこれからダイビングを始める方については、健康診断としての診断書の発行について現在は対応できませんが、潜水を実施するに際し問題となる疾患の疑いのある方については、診療として対応が可能です。たとえば、小児喘息があり、現在その喘息が治癒していて問題ないかどうかという場合です。

ダイビングを安心して安全に行えるようサポートさせていただきます。

話題の治療(連載):こんなところに効く 高気圧酸素治療
 
亀田京橋クリニック 潜水専門外来
亀田総合病院救命救急科部長 高気圧酸素治療室室長 鈴木信哉